福岡工業大学では平成27年度より和白5校区を対象として、行政機関と協働で介護が必要となっても住み慣れた地域で安心して暮らすことができる地域包括ケアシステムのモデル構築のために、様々な地域活動の支援に取り組んでいます。その一環として、三苫校区社会福祉協議会からの依頼を受け、10月24日(水)に開催された「三苫校区住民安心メール登録会」にスマートフォンの操作が苦手な高齢の皆さんのサポートを行う学生ボランティアを派遣することになりました。
今回協力してくれたのは、社会環境学科4年の中山歩美さん。会場となった公民館には地域住民の方7名が来場され、「住民安心メール」の登録を行った後、スマートフォンの使い方のご相談に応じました。初対面の方ばかりだったため、中山さんも開始直後は緊張した面持ちでしたが、徐々に慣れて来て、スムーズな応対で来場者のリクエストや相談に、持前の明るい笑顔で応じてくれました。
三苫校区独自の取り組みである「住民安心メール」に登録すると、災害時の緊急連絡、防犯・防災に関する情報、子どもや高齢者の見守り情報、三苫校区のイベント情報等が住民のスマートフォンに送信されます。
今回参加された方は、携帯電話からスマートフォンに変更したばかりで使用方法が分からないとおっしゃる方が多く、「携帯ショップではなかなかゆっくり教えてもらえないので本当に助かりました」「娘が登録してくれたけど、安心メールが届かなかったので、確認してもらって良かった」「病院に行く時にバスの時刻を確認したかったので、これから安心です」と喜びの声があがっていました。主催者からは、「参加者の皆さん一人ひとりに優しく対応いただき有難うございました。」と中山さんへの感謝とねぎらいの言葉をいただきました。
- 日時:平成30年10月24日(水)14:00~16:00
- 場所:三苫公民館
- 主催:三苫校区自治協議会・三苫校区社会福祉協議会
- 参加者:地域の高齢者の方7名、福岡市東区社会保健センター1名、東区社会福祉協議会2名、三苫校区自治協議会3名、福岡工業大学学生1名
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