本学と連携協定を締結している創生会では、施設利用者の方が日々の生活の中で制作した手芸品、絵手紙、ちぎり絵などの作品をはじめ、利用者のご家族や地域ボランティア、職員の皆さんの手作り作品を展示する「作品展」を地域交流活動の一環として毎年開催しています。本学からは、昨年に続き写真部とモダンアート部の学生が日頃の創作活動の成果として30点の作品を出展しました。
今年で44回目となる「作品展」には、10月13日(土)から17日(水)までの期間中、延べ1,500名の方が来場し、本学から出展した2団体も、部長の福岡亮さん(電気工学科2年)、穴井隆晟さん(情報通信工学科3年)が会場に足を運び、施設利用者、職員、地域ボランティアの方々と交流を重ねました。
来場した高齢者から展示作品の製作期間や工夫した点などの質問を受けた学生が、汗をかきながら一生懸命説明する姿に、職員の方からは「おばあちゃんたちに目線を合わせるように屈んで丁寧に対応されていて、感動しました! 皆さん喜んでいらっしゃいましたよ。本当にありがとうございました!」と謝辞をいただきました。2人にとって介護施設は初めての訪問で戸惑いもあったようですが、芸術を通じた自分達と異なる世代の人たちとの交流は、通常の部活では得られない貴重な体験となったようです。
モダンアート部 出展作品10月13日(土)、14日(日)に部長の福岡亮さんが会場に行き、初めて介護施設を訪問しました。最初は緊張していたようですが、地域の方や職員の皆さんから渾身の作品について質問を受けたり、感想を聞くことが出来たりと交流することができました。温かみのある作品が多く大変好評でした。福岡部長から「地域の皆さんと交流できる貴重な機会となるため、しっかりと後輩に引き継いで行きます!」という力強い感想が聞かれました。 |
写真部 出展作品10月14日(日)に部長の穴井隆晟さんが会場に行き、撮影作品の工夫したポイントを説明したり来場者からの質問に答えたりと交流の場となりました。立花祭前の多忙な時期でしたが、副部長の前田さんや部員の皆さんの協力で、植物、人物、風景とバリエーションのある力作が揃い、好評を博していました。 |
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