FITキャンパス ファシリティーレポート
キャンパス全域のラーニングコモンズ化計画(平成27年7月着工~平成29年3月完工予定)は順調に進んでいます。
学生が多く集まるスペースに、新たな学習・高度ICT設備類を備え、さらにリラックス・リフレッシュ機能も高めています。
学生ホールのリニューアル(ラーニングコモンズ化)
学生ホールを使用目的ごとにゆるやかに区画整備しました。
個人・グループ学習、サービスラーニング(環境活動)、リラックス、リフレッシュの4つの機能が向上するとともに、とても開放的な空間となりました。
環境問題等をテーマにするサービスラーニングエリア
カフェスタイルのリラックスエリア
様々な学習スタイルに対応する個人・グループ学習エリア
ガーデンテラスタイプのリフレッシュエリア
快適・機能的な学習空間の創出
3学部9学科にそれぞれ配置しているリフレッシュコーナーを「ラーニングコモンズ」に転用しました。
壁面全面ホワイトボード、 PC・LAN環境、可動式机・椅子、高輝度照明等を導入し、個人・グループ学習をサポートする空間が整いました。
壁面全面のホワイトボード(4F 電子情報工学科)
個人・グループ学習によってレイアウト変更 (3F 電気工学科)
PC環境(無線LAN・プリンター等)を装備 ( 2F 生命環境科学科)
高輝度・省エネ型LED照明(2F 社会環境学科)
アクティブラーニング教室を増設
文部科学省「大学教育再生加速プログラム」事業の選定を受け、アクティブラーニング型対応教室を増設(計画14教室のうち8教室完成) しました。
平成27年度においては、60.8%の教員(87/143人)が87.0%の学生(3,731/4,287人)にAL型授業を行いました。
アクティブラーニング対応型実験室(情報通信工学科)
同左のグループワークスタイル(イメージ)
高度ICT研究・実験・教材開発環境を新設
平成27年度「私立大学等教育研究活性化設偏整備事業」採択
高次クリエイター仕様のPCを装備した高度ICT 研究・実験室・オープンスペースを整備しました。
学生は習得した情報処理・編集スキルを実践・応用、教職員は学生の学習成績・生活実態等のビッグデータを解析·活用し教育改善やキャリアサポートに役立てます。
高度情報編集・教材開発のためのクリエイティブ・ラボ
34インチ大型ディスプレイ(3D機能強化)装備の高性能PC
デジタルメディアを作成するクリエイティブ・ブース(図書館「 FIT Link, Library and Network」)
情報処理リテラシーを高度化するコンピューターギャラリー
ICT環境を付加したフリースペース
新棟の教育・研究スペースのレイアウトが決定
新棟の建築工事は順調に進捗しています。
FD(教授・教育方法開発)、研究高度化・実用化、学生サポート等の格段の向上に向けて、新棟各フロアの「教育・研究スペース・レイアウト計画」が整ってきました。
新棟の全体イメージ(コミュニケーション広場としてウッドデッキを併設)
最先端研究機器とラボラトリー等を揃えた研究活動フロア(約2,000㎡(600坪))
教務課・学生課・大学院事務室・就職課が一体的にサポートする学生サービスセンター