2019年9月の修了者として、FBKプログラム出身者から、福岡工業大学大学院博士後期課程物質生産システム専攻において、博士号取得者(指導教員:電子情報工学科江口啓教授)が誕生しました。江口教授の研究室で修士課程(博士前期課程)2年間と博士課程(博士後期課程)3年間の合計5年の間、研究に打ち込みました。その研究成果が認められ、この度、福岡工業大学から博士(工学)の学位が授与されました。
博士論文題目は、「The development of a spectrophotometric method using fuzzy theory (ファジー理論を用いた分光光度法の開発)」です。本研究では、ファジー理論を用いた高精度な分光光度法を提案し、その有効性についての検証を行っています。
2016年に一般社団法人産業応用工学会主催の国際会議 The 4th IIAE International Conference on Industrial Application Engineering (ICIAE2016) において,Best Student Paper Awardを受賞、また,平和中島財団2018年度外国人留学生奨学生に選出されており、研究は外部から高く評価されています。
FBKとは…
福岡工業大学は、タイ・バンコクにあるキングモンクット工科大学ラカバン校(King Mongkut’s Institute of Technology/KMITL)と学術交流協定を締結しており、キングモンクット工科大学に「FIT Bangkok Office at KMITL (FBK)」として、日本語クラスとオフィスが設立されています。このツイニングプログラムでは、現地で本学の面接に合格をした学生に約8ヶ月の日本語集中講義を行った後、12月に本学の現地入試を実施、そして翌年4月に本学の学部生及び大学院生として入学をするプログラムになっており、これまでも優秀な人材を輩出してきました。今後も、本学と教員とキングモンクット工科大学が協力することで、素晴らしい研究者が育つことを期待したいと思います。
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