2018年10月1日に福岡市にタイ王国総領事館が開所しました。この機会に、本学の大谷常務と現在FBKスタディーツーアの引率でキングモンクット工科大学(以下KMITLと略称)から本学を来訪している国際部の職員2名と本学国際戦略室職員1名を含む4名が、10月24日にアッタカーン・ウォンチャナマース総領事を表敬訪問しました。
本学の大谷常務理事とKMITL 国際部のディレクターであるLalitaさんより、本学とKMITLは2008年に学術交流協定を締結後、ジョイントプログラム、サマープログラム、タイ短期派遣研修、PBLプログラム、ジョイントセミナーなど多岐に亘る協働プログラムを展開し、今年で10年目を迎えることが述べられました。
アッタカーン総領事からは、「在福岡タイ王国総領事館ではタイ日関係の経済的側面のみならず、教育的な側面においても交流の促進を図っていくことをミッションとして掲げているため、両校が10年に亘り交流を育んでいることは非常に喜ばしい。今後も両大学間の交流の発展を祈念するとともに、今後は福岡に在籍するタイ人学生の支援を行っていきたい。」との意向が示されました。
本学とKMITLでは今後も学部生や大学院生を対象とした各種プログラムの実施を促進するとともに、在福岡タイ王国総領事館との協力を深め、両校の学生の学びの質を高めることを目指します。
- 学術交流協定を締結(2008年)
- サマープログラムにおけるKMITL学生の受入れを開始(2009年)
- ジョイントプログラムにおける覚書の締結(2010年)
- FIT-Bangkok Office at KMITL (FBK)として、本学の日本語センター兼オフィスを設置。FBK経由の学生の受入れを開始。(2011年)
- 科目等履修生の相互受入れに関する覚書を締結(2011年)
- 工学部間の覚書を締結(2012年)
- タイ短期派遣研修を開始(2015年)
- KMITLサマープログラムの受入:236名(2008年~現在)
- ジョイントプログラムによる受入れ(FBK経由の学生):42名(2011年より現在)※現在19名のタイ人留学生が在籍中(学部、修士、博士)
- タイ短期派遣研修の学生派遣:30名(2015年~現在)
【FBKスタディーツアー】
本学がKMITLと締結した覚書に基づき、タイ人の高校生およびKMITL工学部の卒業生がKMITLの大学内に設置する日本語センター(FBK)に入学し、集中的に日本語学習を行った後、本学の学部・大学院入試における合格者に対して奨学金を付与するジョイントプログラムです。FBKスタディーツアーでは、FBKに入学をしたタイ人の学生が本学を訪問し、将来学ぶ研究分野に対する理解を深め、志願するための方向性を検討する機会となっています。
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