今年で3年目を迎える福岡県警察本部交通企画課とシステムマネジメント学科とのリレーションシップ。これまで、学科でのPBLとして、学生達が交通企画課の協力を仰ぎつつ、VRを用いた交通訓練シミュレータの開発やそれを用いたデータ収集と分析など、大学での学びを活かしながら、福岡県警が進める交通事故防止への貢献を目的とした活動に取り組んでいます。そのような連携の一環として、今年も同学科1年生の必修科目「確率統計Ⅰ」の特別講義を、交通企画課課長補佐の妹尾警部を講師に迎え、10月1日(月)、E棟3階のR1講義室で実施しました。
100名近い学生が受講する中、妹尾警部による「警察の交通事故統計」と題した講義がスタート。交通事故防止のために警察が持つ膨大な交通情報をどのように分析し事故防止に向けた対策に繋げているのか、情報を分析、活用するうえで統計学の理論や考え方が如何に重要であるか、また交通事故の特徴から見える大学生の特性等、幅広い内容について、警察での具体例を挙げながらわかりやすく解説いただきました。
講義終了後、学生から「妹尾警部はどのような方法で統計学を学ばれたのですか?」という質問が寄せられると、妹尾警部からは、「私は専門書を読むなどして独学で勉強しました。皆さんは学生時代からこのような恵まれた環境の中で統計学を学ぶことができます。情報を活かすも殺すも分析次第です。是非真剣に統計学を学んでください。」と、熱いエールが送られました。
◇今年で2回目を迎えた福岡県警察本部交通企画課による「確率統計Ⅰ」の特別講義。1年生全員が受講対象です。
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