6月8日の「Kickoff Workout」から3ヶ月。「ふくおかIT Workouts 2016」は早くも活動の折り返しにさしかかりました。福岡工業大学と新宮町による「たのしんぐうプロジェクト」は、情報通信工学科若原研究室の5人と情報システム工学科山口研究室の3人を中心に、ICT技術を活用した新宮町の魅力発信のために、現在も夏休み返上でメンバー同士の打合せ、コンテンツ作成、相島でのフィールドワークなどに鋭意取り組んでいます。
9月2日には、九州大学・九州工業大学・九州産業大学・福岡大学の他のプロジェクトメンバーとIT企業社員、福岡県内の自治体職員が再び福岡大学に集結。「Communication Workout」と題し、この間の活動成果と課題、解決に向けての今後の取組みについてプレゼンテーションとピアレビューを行うといったワークに取組みました。「たのしんぐうプロジェクト」からはリーダーの松前さんとザブ・リーダーの橋本さんがこれまでの活動について報告。その後全員で目標達成に向けてグループワークを行いました。朝10時から夕方5時過ぎまで分刻みで行われたワークアウトの様子を紹介します。
プロジェクトマネジメントセミナー
ふくおかIT Workoutsの実行委員長を務める福岡大学吉村先生の開会挨拶、事務局の廣重先生からの趣旨説明に続き福岡県情報サービス産業協会(FISA)からSCSK九州株式会社の小林部長が、ICTを活用したPBLに取り組む学生達に対し、プロジェクト・マネジメントならびに効果的なプレゼンテーションに関する90分の講義を行いました。
プロジェクト・マネジメントの講義では、PBLに取り組むうえで、学生達が陥りやすい問題点、それを回避するためにどのような点に留意して活動していくべきか等、具体的事例を上げながら詳細に解説していただきました。
「たのしんぐうプロジェクト」の学生達もメモを取りながら真剣に聴講。質疑応答では、小林部長からの“今回のPBLに取り組むにあたり、チーム内でのコミュニケーションをどのように図っているか”という質問に対し、プロジェクトを代表してリーダーの松前さんが、日頃の活動に基づき明確に回答する姿が印象的でした。
中間発表・意見交換
中間発表・意見交換は、総務省地域情報化アドバイザーの畑井先生による司会進行でスタート。9つのプロジェクトがエントリーした今回のワークアウトでは「たのしんぐうプロジェクト」は6番目に登場。プロジェクトを構成する「CMS班」と「Beacon班」の進捗について、松前リーダーと橋本サブ・リーダーが発表しました。
7分間という限られた時間内での発表の後「たのしんぐうプロジェクト」の活動内容について他大学の学生、自治体職員、IT企業社員から次々に感想やコメント、質問が寄せられ、真剣な討論が繰り広げられました。
グループワーク
9つのプロジェクトに分かれたグループワークでは、今後も活動を活性化していくための施策、ヒントを得ることを目標に、参加者から記入してもらった“フィードバックシート”を参考にしながら、それぞれのプロジェクトが「技術観点」「プロジェクトマネジメント観点」から自分達のアピール点、問題点・困っていることを確認しました。
今回のワークで目標達成に向けたプロジェクトの課題と必要な施策もクリアになってきました。若原研究室、山口研究室の皆さん、残りの3ヶ月間、ゴールを目指してファイト!!
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