博多高校(福岡市東区水谷)がITシステムコースの2年生に対して「情報やビジネスの専門性をより深く知り興味関心をもってもらいたい」という目的のため本学と連携し、希望者に対して9回の土曜講座を実施しています。
9月5日(土)は本学情報メディア学科の矢野健太郎先生が「お絵かきソフトを作ろう」というテーマで講義を行いました。
最初にソフトウェア、プログラム、プログラミングという言葉の意味と違いについて説明がありました。
ソフトウェア、プログラム、プログラミングの意味と違いを確認中
次に、プログラムがどんな所で使われているのかを知るために四択クイズが出題されました。実は全ての選択肢が答えではないというひっかけ問題でしたが、プログラムが身の回りの様々なところで使われていることが分かりました。また、それらの内容が短大のプロジェクト学習とも関係していることが紹介されました。
説明・クイズの後に、演習として普段使っているお絵かきソフトを自分で作って(プログラミングして)みました。
プログラミングは初めての人が多かったようですが、講義の最後には自分で作ったお絵かきソフトを使って思い思いの絵を描くことができました。
また、講義の最後に短大で習うプログラムの例として、短大の卒業生がプロジェクトIで作成したパズルゲーム、卒業研究で作成されたUFOキャッチャー、課外講座で作成した絵画クイズのAndroidアプリを紹介しました。
今回の講座の目的は、プログラミングの体験をとおした情報教育です。普段何気なく使っているソフトウェアでも、その裏側にはたくさんの処理が必要であることを体験しました。そして、それらの処理を行うプログラムを作成するためには、高校で学んでいる数学や英語も必要となることも学びました。また、パソコンを使うだけでなくパソコンで作る体験をとおして、より深くパソコンについて学習しました。今後パソコンを使う時にも、今回学んだことが活かされそうです。
次回の土曜講座は9月19日(土)に実施されます。
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