一般社団法人 映像情報メディア学会主催の放送技術研究会が、平成31年1月24日・25日に福岡市の九州産業大学にて開催され、本学工学研究科 情報通信工学専攻1年の岩本拓巳さんの発表が、学生発表部門『優秀賞』を受賞しました。
岩本さんは学会での発表は2回目で見事受賞しました。研究テーマは「気象データを用いたKa帯マルチビーム型衛星放送システムのビーム制御法の検討―レーダーアメダス降水データの有効性の評価」です。
【気象データを用いたKa帯マルチビーム型衛星放送システムのビーム制御法の検討―レーダーアメダス降水データの有効性の評価】
高速大容量通信を目指す次世代の衛星放送システムでは降雨の影響が大幅に大きくなるため高度な降雨対策技術の導入が必須となります。本研究ではマルチビーム衛星を用いた次世代衛星放送システムを対象に、地上での気象状況をもとに衛星から照射される電力を適応的に制御する手法を検討しています。
今回の解析では、気象状況の把握にレーダーアメダスの降水データを用いた場合についてシミュレーションを行い、衛星回線制御に用いる気象データの有効性を検討した結果について報告しました。
ダウンロード
お問合せ
福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム