2018年12月13日(木)、タイ王国総領事館より、アッタカーン・ウォンチャナマース総領事、ポーンパン・プーピアンジャイ領事、ソムチャイ・アンサナンスク領事の3名が本学を来訪されました。下村学長及び大谷常務理事に表敬訪問を行った後、本学で学ぶタイ人留学生14名に向けて、ご助言を頂く機会となりました。アッタカーン総領事から本学のタイ人留学生に向けて、今年福岡市に開所した在福岡タイ王国総領事館の役割やタイ人学生に向けた支援についてご説明を頂いた他、アッタカーン総領事の日本での留学体験を踏まえて、在学中に日本社会との繋がりや人々との繋がりを深める重要性について述べて頂きました。アッタカーン総領事からのお言葉を受け、工学研究科の知能機械工学専攻で学ぶチャンパニット・ピラポンさんは、「留学中に日本の先進的なIT技術やそれぞれ各分野での学びを深めて、将来はタイ王国の国の発展のために役立ててほしいとおっしゃったことが一番心に残った」と語っていました。本学ではタイ協定校との学術交流に基づく連携を築いて10年目を迎えた今年、タイ王国総領事館が開所し、このようにアッタカーン総領事及び2名の領事が本学をご訪問くださり、タイ人留学生を激励する機会をもって下さったことに感謝するとともに、今後の両国の人材育成と発展を目指し、更なる連携を深めて参ります。
【在福岡タイ王国総領事館】Thai Royal Consulate-General, Fukuoka
福岡総領事館は九州、沖縄地方と中国地方の13県を管轄範囲とし、経済、貿易、観光、投資、教育、科学技術、文化といった幅広い分野におけるタイ日関係の推進を目的として、今年10月に福岡市に開設されました。日本とタイは昨年、修好130周年を迎え、日本からタイへは150万人、タイから日本へは年間100万人以上が訪問しています。今後在福岡タイ王国総領事館と11月に再開されたタイ国政府観光庁福岡事務所との連携により、九州・福岡エリアにおける両国の交流の促進が期待されています。
【本学の協定校であるキングモンクット工科大学(KMITL)との連携】
2008年に学術交流協定を締結後、2011年にFIT-Bangkok Office at KMITL (FBK)として日本語センター兼オフィスを設置。KMITLとのジョイントプログラムに関する覚書に基づき、FBK経由の学部生及び大学院生の受入れを行っており、現在は20名のタイ人留学生が在学中(学部4名、修士課程12名、博士課程2名、研究生2名)。KMITLからは工学部及びリベラルアーツ学部の学生を受入れる3週間のサマープログラムを10年に亘り本学で展開。その他、KMITLとの協働教育プログラムであるタイ短期派遣研修(Peer Practical Internship Program)、そしてジョイントセミナー等も実施している。
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