教育業績賞とは、本学のモットーである「一人ひとりに丁寧な教育」を維持発展させるために、情報工学部の各学科において、教育改善に顕著に貢献した教員を教育業績評価優秀者として表彰するものです。
10月24日、E棟2階会議室において情報工学部教授会が行われ、平成30年度の情報工学部教育業績賞の受賞者の発表が行われ情報工学部長の木室教授より表彰状が手渡されました。情報工学部の各学科の受賞者は以下の3名の方々です。
西原教授は、長年にわたり専門基礎科目を担当されてきました。数学分野の専門基礎教育において学生一人一人に対し、丁寧な教育を実践され、授業と緊密に連携した学生相談コーナーの運営を含むきめ細やかな教育指導は、授業アンケートにおいても学生より高い評価を得られています。数学科目のカリキュラム改善にも主導的な役割を果たされており、情報工学科のカリキュラム確立に貢献してこられました。近年は、教職課程委員として学科内の教職関連科目の整備にも主導的な役割を果たされています。
徳安教授は、「情報技術」「生体システム」「ロボット制御」の三分野の融合を柱として「情報技術ベースの実践的ものづくり教育」を掲げた、平成27年度改訂の本学科の新カリキュラムの策定において、重要な役割を果たされました。また、本学でのアクティブラーニングの普及に尽力され、平成28年度にはファカルティ・ディベロッパーに認定されています。授業評価アンケートにおいても、評価ポイントが極めて高く、ご担当の授業科目は、受講学生からの高い評価を得られています。
井口准教授は、数学科目全般を担当され、文理融合という本学科の性質上、数学科目に苦手意識を持つ学生が多く見受けられる中、初年次教育から専門教育への接続を念頭に置きながら授業改善に取り組まれてきました。また、平成29年度から開始した「システムマネジメントPBL」の立ち上げメンバーとして中心的な役割を果たされました。中でも新宮町とのICT教育推進プロジェクトでは、ORと統計学をベースに小学生向け体験授業の企画・運営担当者として地域貢献に尽力されています。
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