福岡工業大学、福岡和白病院、創生会による「医介学連携」では、本学社会環境学部の松藤賢二郎教授を講師に迎え「郊外住宅地における地域力の今後を考える」と題し、第7回公開講座を6月14日(木)福岡工業大学FITホールセミナー室で開催しました。
第1部の講演では、郊外住宅地の人口推移の現状、地域力の必要性、昨年度のアンケート調査結果について詳しく解説がありました。
続いて第2部のグループワークでは、4つのグループに分かれて、受講者それぞれの居住地域における問題や課題、その解決に向けてどのように取り組むべきか、地域活動の不足解消に必要なことについて意見を交換し合いました。
当日は、介護業界への就職志望の本学の学生1名を含む31名が受講。各校区の自治協議会、公民館、町内会役員、一般の方々が垣根を越えて、日々の生活の中での課題や解決策について真剣に語り合い、終了予定時刻になっても延長を希望されるほど熱心な方が多くいらっしゃいました。
高齢者の独居や認知症、空き家、外国人のゴミや騒音トラブル、道路の安全性、新旧居住者間の考え方の違い、町内会運営体制構築等の多くの課題を抱えている現状を目の当たりにし、住民同士が助け合いながら多世代で地域を支えていくことがいかに大切であるかを再考する有意義な講座となりました。
受講者の感想
- 地域の問題点は格差があり、今後に繋げていきたい。
- ワークショップは時間が足りなかった! 各グループ発表後に意見交換の時間が欲しい。
- 本日は参加させていただき、ありがとうございました!
- 他地域が実際に取り組んでいる地域力を上げるための事例、コミュニティ活性化事例、高齢世代の意識改革方法を知りたい。
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