日本産業技術教育学会の「第12回技術教育創造の世界(大学生版)発明・工夫コンテスト」において、FITポケットラボの1チームが教材開発部門において「特別賞」を受賞しました。
受賞学生は、情報工学部情報システム工学科:
高山篤史さん(3年松原研究室沖学園高校出身)
手島星さん(3年下戸研究室鞍手高校出身)の2名です。FITポケットラボでは第9回で「奨励賞」、第10回で「特別賞」を受賞しており、今回が3度目の受賞となります。
受賞作品名:「IoTシステムを実践的に学べる教育教材の開発」
現代社会では、情報通信技術の1つであるIoTシステムが重要視されています。今後もIoTシステムは発展し続け、日常生活に必要不可欠な情報通信技術になると考えられています。
しかし、IoTシステムは身近なものになりつつあるにも関わらず内容に対する理解度が低く、IoTシステムを構築する技術者が不足しています。
そこで、環境構築が容易でIoTシステムと組込みシステムが学べる教材の開発を行いました。開発した教材はハードウェアとソフトウェア設計の自由度が高く、生徒の創造性や積極性も育成することができます。
受賞作品はi-STEM教育プログラムの高大連携課題研究(福岡工業大学×附属城東高校工業科)で用いられ、高校生はオリジナルのIoTシステムの開発を行いました。 IoTシステムについて実践的に学ぶことによってIoTシステムの構成や活用分野などの理解度が向上することが分かりました。開発した教材をさらに発展させ、教育の発展に貢献することを期待します。【参照:i-STEM教育プログラム高大連携課題研究】
【2017年度各学科指導教員】
福本誠教授(情報工学科)、松尾慶太准教授(情報通信工学科)、下戸健准教授(情報システム工学科)、丸山勲准教授(情報システム工学科)、田嶋拓也准教授(システムマネジメント学科)、木室義彦教授(情報工学部長)
FITポケットラボは毎年4月に募集をしています。自主研究をしたい学生の参加を待っています!
ダウンロード
お問合せ
福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム