九州アプリチャレンジ・キャラバン(主催:九州アプリチャレンジ・キャラバン2017実行委員会、共催:福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議)は、九州にはエンジニアを目指す学生が挑戦できる場が不足しているという問題意識からスタートしたアプリ開発イベントで、今年で4年目を迎えました。
一歩先ゆく実践的なプログラミングスキルや問題解決能力を身につけたいと感じている学生のためのこのイベントは、7月から順次開催されるイベントを通じてアプリの企画・開発を進め、最終ゴールである12月のコンテストを目指すものです。その過程では、現役エンジニアを含む協賛企業のメンター陣が断片的な知識を総合的な開発力に変えるための知恵を提供し、学生の成長をサポートする体制が整えられています。
コンテストには、本学学生10名を含む過去最高の24チーム68名の学生が参加し、各チーム5分間のプレゼンと全体での実機デモが行われました。審査は技術、アイディア、チームワークとプレゼンを評価基準として厳正に行われ、7チームが7つの賞を受賞しました。
最優秀賞(副賞30万円)は寝坊した人を起こすアプリを開発した九州工業大学チームが受賞しましたが、メンバー3人のうち2人が、このイベントで初めてアプリ開発に着手したチームでした。
また、本学情報工学科2年の斉藤大和さんが見事、優秀賞を受賞。本学からは他に4チームが出場し、惜しくも受賞は逃しましたが、この活動をここで留めず、今後の活動につなげていきたいとの何人もの声が聞こえてきました。
本コンテストは、社会で必要とされる IT エンジニアスキルとマインドを身につけた学生の育成を目指すもので、来年はさらに多くの、大きな夢を描く九州の学生たちの参加が期待されています。
優秀賞(副賞5万)
作品名「男子新体操体験型アプリ」
作品概要:男子新体操の基礎となる5つの動き、「手回し」、「上挙」、「斜前屈」、「大ジャンプ」、「シンクロ」を自動採点するアプリ。斉藤さんは男子新体操が大好きで、審判資格を取得。このアプリで男子新体操の楽しみを知ってもらい、興味を持ってもらうことが目的。複雑な動きにも対応し、実用レベルまで達していた点が評価され受賞。
ダウンロード
お問合せ
福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム