11月16日(土)17日(日)、京都市で開催された国際会議「19th International Conference on Mechanism Science and Analysis」において、本学修士課程知能機械工学専攻知能機械設計学2年数仲研究室宮村晶夫さんが『Best Paper Award』を受賞しました。
今回、この国際会議で受賞した宮村さんのテーマは「On the Efficiency of a Double-Cone Gravitational Motor and Generator」 ~双円錐を用いた重力モーターと発電機の効率について~ です。
『On the Efficiency of a Double-Cone Gravitational Motor and Generator』
双円錐を用いた機構とは、自然界に存在する重力(位置)エネルギーを、機械的な仕事やエネルギーに変換する装置であるため、発動機の機能性を有していると考えられています。また最近の研究では、波力発電機に双円錐機構を応用する提案がなされました。さらに双円錐機構の実用的な観点から、この機構における効率評価は、装置の適用範囲を適切に決定するために必須です。そこで本研究では、双円錐機構の効率評価やパラメータへの依存性を明らかとし、装置の有用性を示しました。
今回の受賞に関して宮村さんは、「難しいチャレンジでしたが、先生にサポート頂いたおかげで受賞でき、努力が報われてうれしいです」と笑顔で話してくれました。
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