9月8日(金)、本学の留学生を対象に、大分県国東市、杵築市、豊後高田市を巡る日帰りの研修旅行を実施しました。今回の研修旅行には、中国人留学生10名、タイ人留学生6名、ネパール人留学生2名の他、国際交流サークルFIT-ICEの日本人学生3名、職員2名の計23名が参加しました。
当日は、前日までの大雨が嘘のように晴れ上がり、気持ちの良い天気となりました。大学からバスで3時間かけて国東市の泉福寺という曹洞禅の修行道場に向かいました。お寺に到着すると住職の最勝和尚と2名の修行僧が笑顔でお迎えくださいました。
住職より英語と中国語に翻訳された座禅の指南書が配布され、学生は住職の話に真剣に耳を傾けながら、基本の合掌や叉手(しゃしゅ)と呼ばれる動作を学びました。その後は実際に道場を訪れ、入道の仕方から足の組み方、姿勢や視線の位置など、本格的な座禅を体験しました。
国東市内で昼食をとった後は杵築市を訪れました。杵築城を見学した後、サンドイッチ型城下町と呼ばれる南北の高台に武家屋敷を構え、谷あいにある商人の町を挟むという日本で唯一の形をした城下町を歩きました。バスに戻る途中に留学生が下校中の地元の小学生たちと交流する微笑ましい場面も見られました。
杵築城下町を出た後は豊後高田市にある昭和の町を訪れました。ここは昭和時代の街並みを残してある場所です。平成生まれの学生には経験したことのない時代ですが、博物館には昔のアニメや映画のポスター、玩具などが展示してあり、学生の幼少時代に見たことのあるものもあったようで、皆興味深く見ていました。
日帰りという短い時間でしたが、学生同士の交流の輪が更に広がる楽しい思い出となりました。
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