新宮町では毎年7月下旬から9月にかけて主に小学生を対象とした様々な学習活動に取り組んでいます。新宮町と包括的連携協定を結んでいる福工大は、今年も重点的連携事業の一つとして、「寺子屋事業」、「子ども体験クラブ」、「サマーキャンプ」の3つの活動に対し積極的な運営・協力を行いました。
協力その1.寺子屋事業
夏休みの子どもたちの居場所づくりや地域ぐるみの子育て支援を目的として15の行政区で実施されました。本学は、子どもたちの宿題や遊びをサポートする学生ボランティアの派遣と出前授業で協力。延べ53名の学生達が“お兄さん”“お姉さん”として子ども達を見守りながら元気に活動してくれました。出前授業では、吹奏楽団とダンスサークルのメンバーが日頃の活動を活かして小学生と交流。学部・学科を超えた学生有志による紙芝居や絵本の読み聞かせも大変好評でした。また大学・短大の先生方による出前授業では、幼い子どもたちが科学技術やコミュニケーションについて一生懸命学ぶ姿が印象的で、ここでも多くの学生が運営補助として子どもたちに寄り添い、理解力の向上に一役買ってくれました。
協力その2.子ども体験クラブ
子ども体験クラブでは、2名の学生が子ども達の野外体験活動をサポート。7月22~23日には少年自然の家「玄海の家」で海水浴や野外炊飯、9月17日には新宮町相島で史跡巡りを行いました。スイカ割りのスイカがなかなか割れないといったハプニングも子ども達と一緒に楽しみました。
協力その3.サマーキャンプ
サマーキャンプでも2名の学生が8月16日から2泊3日の活動に参加。「玄海の家」で子ども達の先生役としてサイクリングやオリジナルキャップづくりを行いました。昨年度より継続的に参加している生命環境学科4年の黒木厚佑さんは「移動中に雷が鳴ってヒヤッとしましたが、適切な避難誘導で安全に活動することができました」と安堵の笑顔を見せていました。
こうした学生の活躍に対し、新宮町の住民や職員の方々からは感謝のコメントが多数寄せられました。参加した学生の皆さんにはこの場を借りてお礼を申し上げます。今後も大学・地域連携推進室では連携事業を通じた地域貢献に留まらず、“キャンパスでは得られない学びの場づくり”に取り組み、学生の皆さんの教育活動にも積極的に貢献していきたいと考えています。(大学・地域連携推進室)
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