9月8日から12日に京都市国際交流会館で開催された一般社団法人産業応用工学会の国際会議ICISIP2016(The 4th IIAE International Conference on Intelligent Systems and Image Processing 2016)において、電子情報工学専攻修士課程2年の安部寛二さん(香椎工業高校出身)が、「Student Best Paper Award」を受賞しました。さらに、ICISIP2016と同時開催された産業応用工学会の2016年度全国大会において、電子情報工学科の江口教授が最高の賞となる「産業応用工学会賞」を受賞しました。
安倍さんの発表題目は、「Development of Learning Analysis Software Using Handmade Clickers」であり、ARS(オーディエンス・レスポンス・システム)を用いた学習状況の解析ソフトウェアの提案です。一方、江口教授の発表題目は、「磁性部品を用いない多段型AC/ACコンバータの設計」であり、昇降圧比を幾何級数的に変換可能なAC/ACコンバータの提案です。
江口教授は、これら2つの研究では受賞した二人だけでなく、研究を支えてくれた江口研究室の学生(共著者:電子上工学科4年の関明仁君、電子情報工学専攻2年のソラナット・キッティパンヤンガーム君、物質生産システム工学専攻博士課程1年の都旺緑君)の貢献も非常に大きく、研究室の学生が一丸となって取り組むことができた成果だと語っています。
また、研究成果の外部発表に潤沢な研究資金を配分して頂ける福岡工業大学の研究支援体制に、学生一堂、深い感謝を述べています。
電子情報工学科・江口教授の丁寧な指導の下で、学生が大きく成長し、将来日本を支える技術者として活躍することを期待しています。
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