8月15日(月)から中国・ハルピンのハルピン工程大学(Harbin Engineering University) で開かれたICIC International主催の国際会議The 11th International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC2016)において、本校工学部電子情報工学科の江口研究室(著者:江口啓教授、物質生産システム工学専攻博士課程1年の都旺緑さん、電子情報工学専攻修士課程2年の安部寛二さん)の論文が、ベスト・ペーパー・アワードを受賞しました。本国際会議では、世界各国から500件を超える論文の投稿があり、うち269件の論文が採択・発表されました。
また、国際会議ICICIC2016では、本学の協定校であるタイ・モンクット王ラカバン校(KMITL)の准教授で、江口教授のご友人でもあるティラワット・テマニー先生も、見事、受賞を果たされました。
江口研究室の江口教授・都さん・安部さんの研究チームは、国際会議で今年度2回目の受賞となります。江口教授は、今回の成功は、物質生産システム工学専攻博士課程1年の都旺緑さん(韓国・啓明大学出身)、電子情報工学専攻修士課程2年安部寛二さん(香椎工業高校出身)との3人の協力によるものだと語っています。
今回の国際会議においては、電子情報工学科の江口教授が論文題目「Design of an Inductor-less DC-AC Inverter Using a Step-Down Fibonacci Sequence Generator」を発表しました。この研究は、変圧器を用いずに降圧変換することでAC 100Vを生成する、超小型DC-ACインバータ回路に関するものであり、無機エレクトロ・ルミネッセンスなどの次世代発光体のポータブル化に寄与するものです。
今後も学生との協力の下で、素晴らしい研究成果が出ることを期待しています。
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