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Channel: ニュースリリース|福岡工業大学短期大学部
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新宮町・福工大連携「没入型仮想空間における街モデリングとその応用」システムマネジメント学科藤岡研究室の女子学生2名が新宮町職員に研究内容をプレゼン!

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福岡工業大学と新宮町との連携は日々進化を続けています。このたび、情報工学部システムマネジメント学科で取り組んでいる「情報技術に基づく『地域連携サービスサイエンス』」について、藤岡研究室の学生プロジェクトの活動を新宮町学校教育課の方に紹介するとともに、新宮町とシステムマネジメント学科との間で、学生の地域の中での教育活動を通じた新たな連携の可能性を探るための意見交換会を、8月3日に福岡工業大学で開催しました。

新宮町役場学校教育課の職員2名にお越しいただいての意見交換会には、藤岡教授とともに、システムマネジメント学科4年で藤岡研究室に所属する倉谷依利香さんと中川愛華さんも参加。現在研究室で開発中の登校訓練シミュレータのプレゼンを披露するとともに、新宮町職員にシミュレータを実体験してもらい、アドバイスや助言をいただきました。
◀【写真】左から中川愛華さん(佐世保北高校出身)、倉谷依利香さん(小倉南高校出身)

研究内容

倉谷さんと中川さんは、今年の3月から新宮町の仮想空間を用いた就学前の幼児の登校訓練シミュレータの開発に取り組んでいます。
二人は大学に隣接する新宮町で共働きの両親が増える中、幼児が小学生に上がる際、自分ひとりで登下校を行う必要があることに着目。幼い子供が自宅から小学校まで事故なく安全に通学できるように、通学路に潜む危険な箇所を事前に確認したり、ラッシュ時の車や人の往来を体験したりすることができる“登校訓練シミュレータ”の開発を卒業研究の課題に設定しました。

新宮町データを活用したシミュレータの開発

二人が現在までに作成したシミュレータは、新宮中央駅周辺エリアで登校訓練を行うことができ、例えば、歩行者が横断歩道に近づいた際の左右の確認を促したり、歩道からはみ出したときには警告をだしたり、さらには雨天や曇りなど天候を自由に設定する機能も有しています。
二人はさらにシミュレータの開発を進めていくうえで、新宮町における実際の事故データの活用の必要性を感じており、注意を促すべき危険地域や時間帯の割り出しを行うことなどを考えています。また、小学生の登下校の行動を実際に観察することで、どのような注意を出せば飛び出し事故などが防げるかを判断するヒントも得られるとも考えています。

▲指導教員の藤岡先生
▲実際のプレゼンテーションの様子
▲新宮町職員の方がシミュレータを実体験

新宮町からのコメント

シミュレータを体験した職員の方からは、児童が傘を差して通学する状況を表現できるのか、ここまで作製するのにどれくらいの時間がかかったかといった技術的な質問や、思ったよりも街の様子がリアルに再現されていて驚いた、CGで再現された映像が美しい、といった感想をいただきました。
倉谷さんと中川さんは、新宮北小学校で小学生や先生、保護者の皆さんにシミュレータを体験してもらうことを目標に、これからは新宮町でのフィールドワークに取り組んでいきたいと意気込みを語ってくれました。(大学・地域連携推進室)

 

 

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お問合せ

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム

 

 

 


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