「九州PBL合同大会」
「九州PBL合同大会(KPC)」は、学生主体の模擬プロジェクト(PBL)の成果発表を通し、産官学連携の架け橋となる場の提供と、ビジネスの最前線で活躍される企業の方々からの刺激やアドバイスを受けることで今後のPBLの糧となる機会の創出を目的に、九州大学の学生が中心となって7月10日(日)に九州大学箱崎キャンパスで開催されたイベントです。
九州大学・九州工業大学・福岡大学・本学からなる九州地区の大学、及び北海道の公立はこだて未来大学を加えた5大学13チームが参加して、12時から18時まで開会式、PBL活動プレゼンテーション、デモセッション、閉会式といった密度の濃いプログラムに取組みました。
開会式
最初に九州大学の鵜林教授が、九州大学システム情報科学府情報知能工学専攻社会情報システム工学コースの学生だけで従来実施していた活動報告会をこのような形で他大学と合同で実施することができて大変嬉しく思う、と開会挨拶。
続いて実行委員会代表で九州大学M2の高比良さんが大会の趣旨説明と大会の流れについて説明。
活動報告
「たのしんぐうプロジェクト」は13チーム中7番目に登壇。約100名の聴衆を前に、新宮町の観光振興に寄与する情報ポータルサイトの開設についてプレゼンテーション。プロジェクトの背景、課題、ICTを用いた課題解決のための具体策、活動スケジュールについて松前さんと橋本さんがきっちり12分で解説。
デモセッション
3会場に分かれて行われたデモセッションには、たっぷり2時間が当てられました。ここでは浦田君、坂井君も加わって、ブースに訪れた企業の方、他大学の先生方や大学生に、ポータルサイトの特長となる技術的なこと(LODを用いた情報 伝搬やBeaconを使った観光アプリ)をデモンストレーションしながら解説。中にはプロジェクトの活動形態について質問する方もいらっしゃるなど、ブースは終始来場者で賑わっていました。
閉会式
福岡市役所創業・立地推進部の今村部長は講評として、学生だけでこのようなPBLに取り組んでいることを高く評価。最後に九州大学の福田教授が、各プロジェクトには大学の個性、特色がしっかり反映されていたこと、このような取組みを大学間で、且つ学生主体で実施したことを評価したい、と閉会挨拶。閉会後、福工大チームの4人は、「緊張しました」「自分たちの活動内容についてはしっかり説明できたと思います」「大会までの1週間は全員で頑張りました」「自分の担当以外の内容を上手に説明するのが難しかったです」など、やりきった感に満ちた、充実した表情で会場を後にしました。
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