情報通信工学科からうれしいお知らせです。平成28年1月実施の無線従事者国家試験で、情報通信工学科から2名の学生が「第一級陸上無線技術士」に合格しました。
二人は学科主催の時間外講座(年間講座)を受講して、今回、見事合格を勝ち取りました。
第一級陸上無線技術士(一陸技)は20種類以上ある無線従事者資格の技術系の最高峰にあたる難関の国家資格です。この有資格者は他の電気通信関係の難関国家資格(電気通信主任技術者、電気通信の工事担任者)の試験の一部が免除され、放送事業や電気通信事業等の就職には大変有利な資格となります。
情報通信工学科3年 羽有圭介さん
(薩摩中央高校出身)
羽有さんは普通高校出身なので、無線については基礎から学ぶことが多く、大変だったそうです。
高校時代はバドミントンの部活に熱中、普通高なので福工大に入ることに不安がありましたが、担任教師から、部活と同じように頑張れば大丈夫!と背中を押されました。
時間外講座ではとにかく人より多くの問題を解く事に時間を割きました。
将来は空港関係の仕事をしたいが、まずは大学院に進んで知識を高めたい。次の資格の目標は電気通信主任技術者だそうです。
情報通信工学科2年 中崎省吾さん
(延岡工業高校出身)
中崎さんは工業高校の出身なので、数学や物理に苦労したそうです。
公式を暗記したり、計算にてこずったことを話してくれました。
この資格については就職を考え、できるだけ早く取得しようと計画していたとのこと。
将来は警察の無線関係の仕事に就きたいので、この資格が取れたことで、面接のみとなるので、大きく前進しました。と笑顔を見せてくれました。
次は電気通信主任技術者の取得を目指します。
と自信たっぷりに語ってくれました。
※学生の学年は平成28年3月当時のものです。