東部地域大学連携(福岡女子大学・九州産業大学・福岡工業大学)による教育連携の一環として、アイランドシティまちびらき10周年に合わせ、『アイランドシティにおける地域の環境・景観・歴史との調和を探して』と題し、学生達が調査・学習して発表を行うプロジェクトに取り組んでいます。
その成果発表会が、3月5日(土)に照葉公民館にて開催されました。
本学からは社会環境学部3年井手美咲さん、同1年本松大輝さん、同1年中山歩美さんの3名が当プロジェクトに参加、10月のキックオフミーティングを皮切りに、11月には建築や造園の専門家、行政担当者、香椎宮権禰宜による講演会聴講、アイランドシティ見学会、御島の海でのアマモ場作りへの参加を通じてアイランドシティについて学んでいきました。
その成果発表会が、3月5日(土)に照葉公民館にて開催されました。
本学からは社会環境学部3年井手美咲さん、同1年本松大輝さん、同1年中山歩美さんの3名が当プロジェクトに参加、10月のキックオフミーティングを皮切りに、11月には建築や造園の専門家、行政担当者、香椎宮権禰宜による講演会聴講、アイランドシティ見学会、御島の海でのアマモ場作りへの参加を通じてアイランドシティについて学んでいきました。
その後、参加した総勢15名の学生を2グループ5班「環境グループ(社会環境班、環境教育班、自然環境班)、景観グループ(こども班、高齢者班)」に分け、福岡女子大学国際文理学部の岩崎講師、九州産業大学経営学部聞間教授、本学社会環境学部の上寺教授に指導を仰ぎながら、班ごとに定めたテーマについて調査研究を行いました。
福工大から参加した3人も、授業の合間にアイランドシティへ頻繁に足を運んで、飛来する野鳥の観察、公園や歩道の使用状況や地域の方を対象としたゴミの現状の聞き取り調査、NPO法人循環生活研究所やアイランドシティ・アーバンデザインセンター、東区役所へのヒアリングを行い、九州産業大学と福岡女子大学のメンバーと話し合い、協力しながら調査結果をまとめました。成果発表会では、学生ならではの視点で気づいたアイランドシティの素晴らしさや改善したほうが良い点など、今回のプロジェクトで学んだことを地域の皆さんへ発表し、
聴講した住民代表の方からも「アイランドシティ内にある鎮守の森を知らない住民も多い中、皆さんが調査されていたので驚きました。」「もっと大胆な提案があっても良かったが、このプロジェクトで学生の皆さんが一生懸命活動されたことを知り、大変嬉しかったです。」との好評を頂きました。
実質の活動期間が2か月程度と大変短く、大学間の距離もあり、3人はスケジュール調整に苦慮しながらもSNSを駆使し、他大学のメンバーと調査や資料作成を分担するなどお互いに工夫して活動を行いました。特に学期末試験と実施時期が重なったヒアリング調査で、地域の方々の真のニーズを聞きたいと積極的に行動する姿には目を見張るものがありました。また、他大学のメンバーとのやりとりの中で考え方や作業の進め方のスピードの違いなどの壁にぶつかりながらも諦めずに進めていったことは、コミュニケーション能力や課題解決力の向上にもつながる貴重な体験となったようです。
大学・地域連携推進室では、今後も地域と大学を繋ぐ窓口として、学生の皆さんの地域貢献活動を全力でサポートしてまいります(大学・地域連携推進室)
お問合せ
福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム