第10回技術教育創造の世界(大学生版)発明・工夫作品コンテスト
電子情報工学科 江口研究室が学会長賞、
情報システム工学科 FITポケットラボが特別賞を受賞!
日本産業技術教育学会が毎年開催している発明・工夫作品コンテスト(大学生版)の教材開発部門において、工学部電子情報工学科の江口研究室が最高賞である「学会長賞」、FITポケットラボが「特別賞」を受賞しました。
過去6度表彰された江口研究室ですが、念願の最高賞は本学では初めてです。
また、情報システム工学科『FITポケットラボ』は新入生でも研究ができる自主的な学生組織です。
ラボ長の原未希子さん(情報システム工学科修士2年)や下戸准教授、丸山准教授らの指導のもと、研究室横断型の独自研究を行います。
来年度は学科の枠も飛び越えて,情報工学部4学科で取り組まれます。
先生の味方! Yes No Clicker(学会長賞)
安部寛二さん
(電子情報工学科専攻修士1年:香椎工業高)
藤澤広樹さん(電子情報工学科4年:筑前高)
藤本真己さん(電子情報工学科4年:太宰府高)
小林康平さん(電子情報工学科4年:八女工業高)
現代の教育現場においては、能動的な学習(アクティブラーニング)を授業へ導入することが推進されています。
この能動的な学習を支援するための代表的なツールとしてクリッカーがあります。
しかし、市販のクリッカーの導入はコストが高いという欠点があるため、低コストで製作・保守点検が容易な無線式のクリッカーを開発しました。
製作方法や生徒が使うための工夫を行い、さらに集計ソフトウェアも開発しており、生徒それぞれの回答データを詳細に解析できることから受賞にいたりました。
生体情報(筋電)計測教材キットの開発と作例(特別賞)
坂本拓之さん(情報システム工学科3年:福岡西陵高)
吉武柚希さん(情報システム工学科3年:筑紫中央高)
STEM 教育において、最新技術と関連させることが重要であると考えられます。
そこで、STEM教育のT(技術)とE(工学)にあたる教材として、本学の先端研究やカリキュラムと関連させた、筋電位を検出することができる生体情報計測教材キットを開発しました。
さらに、城東高校工業科の課題研究において、高大連携授業を実践しました。
開発した教材は電子回路やプログラミング技術など、他の科目と関連付けた授業が展開できるだけでなく、大学の内容と高校の内容を関連付けることができるものとして受賞にいたりました。
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