福岡工業大学 本部棟1階カルサイトR1
講師:(株)マイナビ九州支社キャリアサポート課より3名、就職課池田係員他
平成29年度採用に向けた就職活動解禁まで25日となった2月6日(土)、福岡県内外の8大学から学部生、院生33名が参加して、採用面接における“グループディスカッション”を想定したワークショップを行いました。
他大学との「他流試合」によるワークショップは、もともと国公私立大学コンソーシアム・福岡の大学間交流事業として開催していたものですが、コンソーシアム・福岡が活動を終了した現在も、参加者の口コミが評判となり他大学参加者を増やしながら毎年福工大で実施しています。
当日は本部棟1階のカルサイトに、福岡工業大学の参加者16名に加え、九州大学大学院、大分大学大学院、山口大学、北九州市立大学、久留米工業大学、純真学園大学など様々なバックグラウンドを持った8大学の学生17名が集結。
(株)マイナビ九州支社の全面的な協力のもと、13時から3時間のプログラムがスタートしました。
まずは、ウオーミングアップを兼ねたコミュニケーションゲーム。
これはメンバー同士のコミュニケーションにより制限内にタスク完了を目指すグループワークです。
言葉による情報伝達スキルの他に、全体を俯瞰する想像力、リスクを恐れないチャレンジ精神などが求められ、学生達はいきなりの難題に早くも四苦八苦の様子でした。
続いて決められたテーマについてグループとしての結論を導き出すグループディスカッション。ここでも初対面のメンバー同士、様々な主張をいかにグループとしての意見に収斂させるか、またそこにいたった根拠をどう説明するのか等々、どの大学の学生も初めての経験の連続に戸惑いながらも制限時間ギリギリまで真剣に向き合う姿が印象的でした。
各グループのディスカッションの内容をチェックしていた講師達からは、
「採用面接なのだからビジネス感覚を忘れずに。学生同士の井戸端会議で終わってはいけない。」「想像で話をするのではなくリアルな事例を挙げて相手を説得させることが大切。」「そもそも声が小さすぎる。面接官に聞こえなければその時点でアウト。」
といった厳しくも今後の就活で絶対に役に立つアドバイスが次から次に飛んできました。
この日のワークショップは予定を大きくオーバーして16時30分に終了。終了後も他大学の参加者と活動内容の振り返りを行ったり、講師に個別に質問したり、17時を過ぎても学生の熱気は冷めることがありませんでした。次回は2月20日(土)、本番さながらの「グループ面接」を実施します。(大学・地域連携推進室)
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