社会環境学科の千手ゼミナールは、「法学PBL(課題解決型学習)」を2年生ゼミにおいても実施しています!
教室で学んだ法的知識は、実務的な事例や法律問題へあてはめて考えることで、さらに深く身に付きます。
当ゼミでは、実務家である弁護士の先生を招聘し、生の事例や法的問題を提示していただき、学生をグループ分けして考え、討論させる「法学PBL」を実践しています。
2015年度の2年生ゼミでは、藤岡弁護士(写真)をお呼びし、以下の問題についてディベートをしました。
教室で学んだ法的知識は、実務的な事例や法律問題へあてはめて考えることで、さらに深く身に付きます。
当ゼミでは、実務家である弁護士の先生を招聘し、生の事例や法的問題を提示していただき、学生をグループ分けして考え、討論させる「法学PBL」を実践しています。
2015年度の2年生ゼミでは、藤岡弁護士(写真)をお呼びし、以下の問題についてディベートをしました。
ディベート内容
・夫婦の法律問題;婚姻と嫡出の推定、離婚後の法律問題とその処理
・労働の法的問題;内定取り消し、残業代や有給休暇、解雇
今回の2年生ゼミの特徴は、「判決全文を検討する」という高度な内容を盛り込んだ点です。「女性の待婚禁止期間」「選択的夫婦別姓の是非」の問題につき、当時最高裁で弁論が開かれており、法学PBL実施中に判決が出されました(2015年12月16日)ので、直ちに入手し、手分けをして検討作業に着手させました。
判決全文を読む負担は、2年生には重いかもしれません。しかし、学生たちは難解な判決文を理解しようと役割分担し、話し合い、熟慮し、各班ともすばらしい成果物(パワーポイント)を作ってくれました。
最後に、その成果物(パワーポイント)を用いて、発表会を行いました。
それぞれに工夫し、個性的なスライドを作っており、時折笑いも起こる等、楽しい発表会となりました。
―難しいことにチャレンジすることで、さらに力を伸ばす―
誰もが知っていることですが、忘れやすいことです。今回の法学PBLで、学生たちはこのことを再確認できたのではないでしょうか。さらなるチャレンジのために、来年度もこの取組みを継続できればと思っています(社会環境学科・千手)
関連リンク