社会環境学科の千手ゼミナール(3年生)では、昨年度に引き続き、本年度も「法学PBL(課題解決型学習)」を実践しました。
教室で学んだ法的知識は、解釈した上で事例や法律問題へあてはめて考えることで、さらに深く身に付きます。そして、題材となる事例や法的問題は実務の世界で今も起きています。
そこで、当ゼミでは、実務の第一線で活躍する弁護士の先生をお招きし、現実に起こりうる事件や社会が直面する法的問題を呈示していただき、学生をグループ分けして自分たちの頭で考えさせ、議論させる「法学PBL」を実践しています。
教室で学んだ法的知識は、解釈した上で事例や法律問題へあてはめて考えることで、さらに深く身に付きます。そして、題材となる事例や法的問題は実務の世界で今も起きています。
そこで、当ゼミでは、実務の第一線で活躍する弁護士の先生をお招きし、現実に起こりうる事件や社会が直面する法的問題を呈示していただき、学生をグループ分けして自分たちの頭で考えさせ、議論させる「法学PBL」を実践しています。
昨年度に引き続き、本年度、3年生のゼミナールでは、弁護士(山口先生;写真)をお呼びし、下記の3つの法的問題について、計4回にわたり、議論を深めました。
①(民事)交通事故の法的問題、離婚や財産分与・慰謝料の法的問題
②(刑事)もしも、おとぎ話「白雪姫」の刑事裁判が行われたら?
③(公法)成年被後見人の選挙権を制限する公職選挙法の規定(当時)は憲法違反か?
①(民事)交通事故の法的問題、離婚や財産分与・慰謝料の法的問題
②(刑事)もしも、おとぎ話「白雪姫」の刑事裁判が行われたら?
③(公法)成年被後見人の選挙権を制限する公職選挙法の規定(当時)は憲法違反か?
集中的に考え、議論した各テーマにつき、その後、グループごとにパワーポイントを用いた発表会を行いました。
現在の3年生については、法学PBLの訓練を2年間にわたり実施しました。その結果、法的三段論法を用いた論理的な思考や説得の方法、また証拠の多面的な評価等、あらゆる方面にわたり学生たちの力が伸びていることを確認できました。
これを体験した学生たちにとっても、一生残る「学び」となっているのではないかと思います。また、来年度以降もこの取組を継続できればと思っています。
(担当教員:社会環境学科 千手)
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