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Channel: ニュースリリース|福岡工業大学短期大学部
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[社会環境学科 千手ゼミ・片岡ゼミ]学外講義で裁判や裁判所見学を行いました。

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◆社会環境学科 千手ゼミ

第3回 裁判見学

平成27年9月14日見学 詐欺被告事件

複数の被告人が、インターネット上の出会い系サイトを通じ、異性である被害者に恋人になるかのようなそぶりを見せて近づき、キャッシュカード等の財物を騙して交付させた事件。
被告人の全員がいずれも手錠と縄をつけられた状態で入廷し、若干ものものしい雰囲気でした。それぞれの被告人が犯罪の計画の中でどのような役割を演じたか、また、証拠の信ぴょう性などが大きな争点とされていました。

平成27年9月15日見学 道交法違反被告事件等

車検切れ整備不良車を夜中に、アルコールを飲んだ状態で無免許運転した被告人が、警察に検挙され発覚した事件。
被告人は深く反省し、二度と同じことをしないと口にしていましたが、検察官や裁判官からはそれを確かめるかのごとく、厳しい質問もなされました。他に、実際に行われている裁判員裁判の事件と、別の窃盗の事件を少し見学できた他、被告人の退廷後に裁判官や検察官、書記官の方々が質問コーナーを設けてくださいました。

 

いずれの事件も、「楽をしてお金儲けをしたい」「見つからなければ大丈夫」などという軽い気持ちから犯行に及んだ事案でした。しかし、果たしてそうでしょうか。傍聴席と被告人の席の間は小さな柵で区切られているだけですが、結果として、その柵の前と後ろには極めて大きな隔たりが生じているようにも思えます。
学生の間からは、「ドラマとは違って、臨場感があった」等の感想が聞かれました、まさにその通りです。ドラマほど派手ではなく、実際の裁判は静かに淡々と進みます。しかし、それは演技ではありません。目の前で起こっていることは事実であり、緊迫感があります。
裁判を見ることで、教室で学んだ法的知識が活用されている場面を実際に知り、強く記憶にとどめることが可能です。のみならず、裁判の場から垣間見える様々なものは、私たちに、大切なことを認識する機会も与えてくれているような気がします。
今回の裁判では、学生たちは「真面目に、正直に」生きることの大切さも再認識できたのではないでしょうか。今回は9名の学生が参加しましたが、次回はもっと多くの学生が参加してくれることを期待します
(社会環境学科・千手)

◆社会環境学科 片岡ゼミ

学外講義を実施

▲福岡地方裁判所にて
9月4日(3年生ゼミ)
▲福岡家庭裁判所にて
9月8日(2年生ゼミ)

社会環境学部の片岡ゼミでは、2年生ゼミの学外講義として福岡家庭裁判所での裁判所見学を、3年生ゼミの学外講義として福岡地方裁判所での裁判傍聴を実施しました。
福岡家庭裁判所では、裁判所職員(書記官)による講話を聞き、家庭裁判所の役割や家事事件のプロセスなどについて勉強しました。その後、プレイルームやラウンド法廷などを見学し、各部屋の特徴などについて説明を受けました。
福岡地方裁判所では、裁判に関するリーフレットを参考にしながら、覚せい剤取締法違反事件の第1回公判を傍聴しました。

今回の見学・傍聴を通して、教室内だけでは分かりづらかった「実際の裁判(所)」を知ることができただけでなく、様々な立場から物事を考えることの大切や難しさについて考える良いきっかけとなったようです。

 

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過去のキャンパスメール

お問合せ

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム

 


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