平成26年8月28日、29日に仙台市の東北文化学園大学で開催された「2014電気設備学会全国大会」において、本学の電気工学科4年生のブイ・チョン・ザップさんが発表奨励賞を受賞しました。(本賞の発表は11月28日)
この電気設備学会はわが国の電気設備の研究者やエンジニアが、電気設備に関する調査研究,標準の調査及び立案などを行うことにより,電気設備に関する工学及び技術の進展を図り,我が国産業の発展と国民生活の向上に資することを目的する全国的学術団体であり、年に一度、日本の各地で全国大会が開かれています。この大会では全国から論文が募集され、口頭発表とポスターセッションが行われます。本学のブイ・チョン・ザップさんは口頭発表を日本語で行い、見事に発表奨励賞を受賞しました。
論文のテーマは「水素発生装置を持つ携帯型燃料電池システムの小型電動車両への応用」。ブイ・チョン・ザップさんは日本へ来てから5年。日本語での発表は初めてでした。「何度も練習した成果です。まだまだ、日本語では自分の伝えたいことが伝えられない。これからしっかり勉強して、日本語能力試験の1級(N1)を来年にはとりたい。そして、将来は日本の企業に就職することが夢です。」と笑顔で語ってくれました。
賞については「ビックリしてます。ベトナムの母がとてもよろこんでくれました。高原先生をはじめ電気工学科の先生方、研究室の仲間のおかげです。ありがとうございました。」と締めくくってくれました。