日時:平成26年8月29日(金)
場所:B棟3F B31教室
本学情報システム工学科では平成22年度より「時代と共に変化する新入生と企業求人への対応」をめざし、一年生の友達づくり・コミュニケーション能力向上を目的に「フレッシュマンプログラム」を実施しています。本講演会ではその中で実施している「偏愛マップ」やその他コミュニケーション力向上の取組を学内の教員・職員に紹介し、コミュニケーション教育と学生の就業改善を教職員が共に考えるという趣旨で開催されました。
講演会では、実際に体験実習として「偏愛マップ」を作成し交換して対話を行いメソッドの効果を体験したほか、本学に非常勤講師として勤務頂いている最上先生から「学生のメンタル問題の根本理由」「最近の学生の実態」「企業が求める学生像」等を実際の授業のリポートを絡めてお話を頂きました。
最後には質疑応答を行いましたが、学外からの参加者も含め、教員・職員20名ほどの参加者から沢山の質問及び問題提起が行われ、「教職員の悩みの共有ができた」と言う声が聞かれました。
プログラム
1.「偏愛マップ」で活性化する対話(体験実習)
福岡工業大学 情報システム工学科 中川 貴教授
2.就業力の鍵となるコミュニケーション力 ~プロコーチが企業研修と大学の授業両方体験して見えてきたもの~
NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン代表 最上 輝未子理事
(平成22年度から本学情報システム工学科にて「フレッシュマンプログラム」担当)
「偏愛マップ」とは明治大学 斉藤孝教授が考案したコミュニケーション・メソッド。
偏愛マップとは、1枚の紙に、自分の偏愛するものをキーワード方式に書いたもの。(右図は作成例)
お互いマップを交換しながら会話をする事でお互いの理解が深まります。
本メソッドを行った情報システム工学科の授業は授業アンケートでも好評で学生からも「フレッシュマンプログラムが無ければ仲良くならなかった人がいる」などの声が聞かれています。