サイエンスイベント「世界一行きたい科学広場in宗像2014」
開催日:2014年8月9日(土) 会場:福岡県・宗像ユリックス イベントホール
このイベントは、サイエンスショーや科学実験等を通じて、将来の日本を担う科学技術系の人材育成を推進することを目的に開催されています.創造性育成教育教材の開発の研究を行っている、情報システム工学科FITポケットラボのメンバーをはじめ、下戸研究室や学科の学生らが「情報工学技術を体験しよう」と「3輪ロボットの操縦体験」をテーマに、小学生たちに情報工学の最先端技術を体験してもらいました。これらのイベントを通して理科系に興味を抱く子供たちがひとりでも多くなることを願っています。
情報工学技術として、「拡張現実感を体験」(左図)、「画像処理技術を体験」(右図左側),「コミュニケーションロボットを体験」(右図右側)の3つの最先端の技術を、小学生にも親しみやすい方法に掘り下げて体験してもらいました。体験した子供は、カメラを通して見える人気キャラクターを不思議に感じたり、ロボットの目になって見える風景に驚いたり、コミュニケーションロボット「ミヤボ」との会話を楽しんだりしました。参加した子供から、情報工学技術についてもっと知りたい!勉強したい!といった声が上がりました。
ハードウェアとソフトウェアで構成される「組込みシステム」について理解してもらうために、3輪ロボットの操縦体験を実施しました(左図)。順番待ちの間はロボット操縦の様子をiPadでリアルタイムに見ることができます(右図)。ロボットは左右の手3個ずつ、計6個のボタンを押すことによって3つのタイヤが動くようにしましたが、オムニホイール搭載のロボットは予測困難な不思議な動きをします。そのロボットを使った1分間のサッカー対戦は盛り上がり、子どもたちの喜怒哀楽が表れていました。
参加学生
「情報工学技術を体験しよう」
●原 未希子さん修士課程1年(情報システム工学科)
●安部 幸思郎さん4年(延岡星雲高)
●田邉 桃子さん2年(福島高)
●中川 朋奈さん2年(九産大付九州高)
「3輪ロボットの操縦体験」
●藤田 尚志さん4年(佐賀工業高)
●藤川 眞麗恵さん3年(三池高)
●淵上 莉紗さん3年(祐誠高)
●松本 友美さん3年(福岡中央高)
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