工学部は、グローバルな社会で活躍する技術者を育成するために、各学科の専門科目及び関連科目を学習し、その専門知識や技能をグローバルな環境で活用することを前提に、限られた期間内に協定校等の海外大学で海外の学生と一緒に具体的な課題を主体的に解決するグローバルPBL(国際的課題解決型学習)を一昨年から展開しています。今年度は工学部では4プログラムを用意し、夏休み期間を中心に、工学部学生がそれぞれ約2週間の期間で、海外協定校において、滞在先の海外学生と一緒にグローバルPBLに参加しています。
8月1日(木)-11日(日)の期間で、本学の海外協定校の一つである台湾・高雄科技大学(NKUST)にて行われたプログラムには、電子情報工学科学生6名が参加し、NKUST工学部の学部生および大学院生9名と共同で、「ラズベリーパイおよびその他のスマートデバイスによるアプリケーションの開発」に取り組みました。プログラムの実施において、本学学生とNKUST学生は4つの混成チームに構成され、アプリケーションのアイディア、デザインおよび実装などの面で互いに競い合い、期間中寝食共に英語での議論をしながら作業を進めてきて、最終日の英語によるプレゼンテーションで、素晴らしい成果を発表しました。
週末の休日を中心に、参加学生は台湾の古都・台南の文化や歴史に触れたり、高雄の港町・旗津の海鮮料理に舌鼓を打ったり、時代の最先端をいく文化創意園区を見学したりして、異文化での体験にも十分堪能しました。これらの活動に参加した日本人学生と台湾人学生との間には強固な友情の絆が築かれ、最終日における互いの別れ難い場面は印象的でした。なお、本プログラムは、JASSOの海外留学支援制度(協定派遣)の補助事業として実施されています。
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