6月4日(火)、福岡工業大学の協定校であるタイ王国のキングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)の学生20名が、福岡県庁に江口副知事を表敬訪問しました。福岡県はタイの首都、バンコク都(タイ王国)と平成18年に友好提携を結び、以来様々な交流が続いています。江口副知事は歓迎の挨拶に続けて、今年7月よりタイ・エアアジアXが福岡―バンコク(ドンムアン空港)線を就航することが決定した旨を報告され、空路の利便性が高まることにより今後福岡県とタイとの繋がりが益々発展することを期待したいと述べられました。本年は工学部10名とリベラルアーツ学部日本語学科より10名が参加しており、訪問団を代表して大谷常務理事がサマープログラムの歴史を紹介、KMITLを代表して工学部電気工学科長ソンポップ・ポーマイ教授が挨拶をされました。工学部学生代表パンキャニット・リムソムキャットさんとリベラルアーツ学部日本語学科代表のピチャモン・サエンボンサさんはそれぞれの専門の分野はもちろん、福岡の歴史や文化を学ぶことで、今回の体験を将来に向けて活かしていきたいと決意を述べました。
今年で11回目の受け入れとなったサマープログラムですが、工学部は例年3週間だった滞在期間を4週間へと延長し、5つの研究室での研究実習や総合研究機構計測センターでの計測研修、本学工学部生とKMITL学生が共同で実施するProject-Based Learning Programへの参加を行うなど、相互の国で学術知識を深めるに有意義なプログラムとなっています。日本語学科学生は3週間の滞在で日本語レッスン、華道などの文化体験に加えて、ビジネスマナー講座、福岡市内の各企業へ3日間のインターンシップなどを計画しています。共通プログラムとして、湯布院セミナーハウスでの1泊2日の研修、TOYOTAと北九州市環境ミュージアムでの研修など、学内だけでなく学外に出ることでより視野が広がる学びが得られることを期待しています。
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