5月15日(水)~17日(金)の日程で、日刊工業新聞社が福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開いた食品業者向けの大規模展示会、「西日本食品産業創造展」に、本学が初めてブースを出展しました。会期中に2万人以上が訪れたこの展示会で、本学からは工学部生命環境化学科で研究や商品開発が進められている、廃棄柑橘類を利用した機能性ジュレ、魚のうろこから作られるコラーゲン素材を展示。ブースに訪れた企業関係者などから連日本学のバイオ製品に熱い視線が注がれました。
【食品産業創造展’19】西日本最大級の食品事業者向け展示会。約200の企業と団体が出展。連日多くの企業関係者などが商談に訪れたほか、企画された講演やイベントも盛況で、3日間の期間中に2万1563人が来場しました。
初出展した福工大ブース!
連日多くの企業のほか、食品業界や機器メーカーなどで活躍する卒業生も訪れ、初めての出展ながら手ごたえ十分な3日間でした!
【生命環境化学科】長谷(田丸)靜香准教授 未熟・規格外かんきつを利用した「みかんじゅれ」
未熟、規格外の5種類の柑橘類を中皮ごと使ったジュレ。含有するポリフェノ―ルなどの機能性成分の分析を長谷准教授が行い、長崎県の会社から商品化。食物の飲み込みが困難な高齢者等にも優しい食品として注目される。
【生命環境化学科】桑原順子教授 海産未利用資源(魚のウロコ)から抽出したコラーゲン
食品や化粧品の素材探索のため、非可食部の未利用資源である魚の皮やウロコからコラーゲンなどの有用な成分抽出、分析、評価を行う桑原研究室。会場では食用魚のウロコから抽出したコラーゲン実物を展示。
福工大のバイオ・食品分野から新たに企業とのコレボレーションが生まれるきっかけになった 3日間でした。今後の展開に期待が高まります!
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