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[情報システム工学科]山口研究室・山本研究室の学生が島原市PBLの成果報告会にて実用的な成果を発表しました

去る2月25日(月)、島原市役所外港庁舎会議室におきまして、PBL(課題解決型学習)の成果報告会があり、島原市古川市長を始め、政策企画課、こども課、保健センター、島原観光おもてなし課の職員の皆様13名が同席されました。

情報システム工学科の山本研究室4年の山口智紀さんと吉原央薫さんより、行政課題テーマ「観光PRを目的とした武将との顔比較アプリケーションの開発」と題して発表しました。今回のPBLでは、島原市の行政課題を学生が聞き取り、分析したうえでアプリなどを開発し解決することを目指しました。この成果報告会において2人は、画像処理を用いて、島原市に所縁のある武将と来場者の顔を比較して類似スコアを測定するアプリケーションの利用を通して島原市の歴史に興味を持ち、島原城の魅力を全身で感じ、また「島原を訪れたい」と思える体験をして頂くのが狙いである旨、述べました。願わくばそうなることで観光促進に寄与することを期待しているとのこと。

二つ目の行政課題テーマとしても島原市の観光促進に関するものです。情報システム工学科の山口研究室4年の深野洋平さんと原将大さんより、行政課題テーマ「島原城における観光客の位置情報推定システムの研究」と題して発表しました。両氏は島原市の観光促進に寄与することを念頭に島原城内における観光客の位置を推定するシステムの研究に取組んだとのことです。スマートフォンで天守閣内に設置したビーコン(電波発信器)の受信信号強度を計測し、人工知能を用いて天守閣内での位置を推定する方式の検証実験を行っています。実際に島原城天守閣内で実験をおこなった結果、実用化のためには位置推定結果に含まれる誤差の低減が課題になるとのことでした。

三つ目の行政課題テーマは子育て世代のための行政サービスの向上に繋がるものに情報システム工学科山口研究室4年の西田航太朗さんと山口野乃花さんにより、「島原子育て応援チャットボットの開発」と題して発表しました。子育て情報提供システムの実現方法として、チャットボットを選択し、SNSとして、特に利用者数の多いLINEを活用することとしました。そこで、チャットボットで提供できる情報としては①幼稚園、保育園、認定こども圓、学校に関する情報②子育てに関する補助金や支援制度の情報③子どもの医療に関する情報などです。まとめとして、開発したチャットボットの評価テストを行い、アンケートを実施。アンケートにおいて、開発したチャットボットの有用性や課題に関する意見を頂いた。評価テストにて頂いたコメントを踏まえ、チャットボットを管理するためのwebアプリを開発したとのことでした。

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左・山口智紀さん(佐賀商業高出身)
右・吉原央薫さん(育徳館高出身)
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左・原将大さん(筑紫台高出身)
右・深野洋平さん(九産大付属九州高出身)
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左・西田航太朗さん(福岡常葉高出身)
右・山口野乃花さん(佐世保西高出身)
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【先輩の発表に聞き入る3年生8名】
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【会場全体の様子】
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【学生の発表を見守る山本貴弘先生(左)と山口明宏先生(右)】

 

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TEL:092-606-0607(直通)
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