平成30年11月16日(金)学生FDスタッフFIT-joinキックオフミーティングを開催しました。去る10月22日に新メンバーを加え、委嘱状を交付されたFIT-joinの学生スタッフが今後のFIT-joinの活動目標や目的を再確認し、チームの共通認識を図るために開催されました。会場となったE棟3階FDセミナー室には、学生8名、教員3名、職員6名、計17名が参加しました。
まず、教育技術開発WGの松尾WG長から、「少し前までは授業改善は教員が行うものであって、学生が参加するという取り組みは例がありませんでしたが、授業改善は一方方向では進展せず、教授する側と受講する側の両方で改善に向けて努力することが重要です。福工大の学生FD活動は本学なりの位置づけと目的を持っている独自性のある取り組みであり、FIT-joinの独自性を特徴として本学の学生の成長に寄与してほしいと思っています。」とお話がありました。
続いて、FIT-join代表の豊福慶大(情報工学科4年)さんから、本学における学生FD活動とは本学の授業改善を教員・職員・学生の三位一体で改善・向上させようとする取り組みであり、FIT-joinは学生と教職員を“つなぐ”活動によって福工大での「学びのコミュニティづくり」の役割を担っていることが再確認され、現在行っている活動及び今後のスケジュールが報告されました。
意見交換会<先生に聞きたい10のこと!>からpick up
学生からQ CSとして授業に参加していると、同じ科目でもクラスによって雰囲気が異なるのを感じます。受講者側の意識の問題もあると思いますが、先生がクラスの雰囲気作りで工夫しているのはどのような点ですか? | 先生からA 同じ科目を数クラス担当していますが、お互いに信頼関係が持てている授業は雰囲気が良くなります。自分も学生に正直に接しているので、学生もわからない時はわからないと伝えてほしい。そのような信頼関係が保てたらと思っています。 |
学生からQ 先生方が考える福工大生の目指す姿とはどんな姿ですか? | 先生からA 福工大生が成長することを常に考えています。主体性のある、自分で学ぶ姿勢がある学生を目指してほしい。自分たちはそれにつながる講義をつくっていきたいと考えています。 |
最後に、FD推進室の長谷川次長から、「最近の大学関係者でよく使われる言葉に『質保証』というのがあり、授業の“質”を高めるために学生の意見を如何に有効に取り入れるかということが重要となっています。みなさんはFIT-joinとして、学生の意見を先生方に遠慮することなく伝えることを心掛けて、引き続き頑張って下さい。」とのお話がありました。このキックオフミーティングを契機に、メンバー達は次の活動に向けて更なる決意を固めていました。
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