福岡市と福岡都市圏19大学が主催する「大学ネットワークふくおか 学生地域活動大賞」は、地域社会と関わる大学生の研究や活動の周知とともに、その成果を地域社会の活性化へ活かし、地域の将来を担う人材の育成を目的としています。このたび積極的に地域活動を行っている学生グループが自分達の活動内容を発表する報告会が、10月27日(土)に福岡市NPO法人あすみんの会議室で開催されました。
今年度は8大学17団体がエントリーを行い、その中から6大学10団体が1次審査を通過し2次審査に臨みました。当日は5分間のプレゼンテーションの後、3名の審査員との5分間の質疑応答によって最優秀賞を競い合いました。本学からは、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育を視野に入れ、小学生向けのICTを活用した体験授業の企画実施に取り組んでいる“シスマネPBL新宮町プロジェクト”が登壇。九州大学、福岡女学院看護大学、西南学院大学、筑紫女学園大学などの強豪がひしめく中、しっかりと事前練習を重ねたプロジェクトの代表3名は、プレゼンテーションでも善戦し、辛口の審査員からも「プログラミング教育という時代のニーズをキャッチし、大学での学びと小学校の子ども達の学びがしっかりと繋がっていることが大変素晴らしい。」との高評価をいただきました。
審査の合間に行われた参加学生全員によるワークショップでは、10団体の学生が6つのグループに分かれて新聞記事の内容について、その事件が起こった背景、要因と解決方法を議論し、意見を纏めるという活動に取り組みました。発表時には本学の髙橋陸さんがグループを代表して説明を行い、他大学の院生からの厳しい質問にも怯むことなくしっかりと受け答えするなど頼もしい姿も見受けられました。審査の結果、惜しくも受賞は逃しましたが、今回のチャレンジは後半の立花小学校とのPBLに取り組むうえで学生達のモチベーションアップを促す貴重な経験となったに違いありません。
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