去る10月30日(月)に大学と同校区内にある和白東小学校の4年生20名が松岡洋子先生(学年主任)、保護者2名の引率により、総合学習の一環として本学に赴き「バリアフリーやユニバーサルデザイン」について学習しました。子ども達の調査内容としては、大学施設に①図書で調べたバリアフリーやユニバーサルデザインのものがあるか。②調べたもの以外にも、自分たちのグループに関連するバリアフリーやユニバーサルデザインのものがあるか。③こういうものがあったら便利だな、使いやすいなと思うことはあるか。等の視点で概ね50分程度の施設見学学習を行いました。
子ども達の様子としては、先ず本部棟前の横断歩道付近に立ち止まり、車いすのマークに驚き、横断歩道を渡って本部棟側に行くところで段差が無くなっているところをチェックしていました。次に、FITホールでは、1階のエレベーターの点字表示やエレベーター内の鏡、手すりなど障害者への配慮を逐一ノートに記録していました。
また、トイレでは障害者用トイレの完備。手洗いはセンサーで給水。男女の表示デザインも分かりやすいなど口々にその発見に喜んでいました。更にFITホール2階のセミナー室では、小学校にはない移動式の広い教室に感動しつつ、移動式だから車いすの方も教室の利用が叶うことを先生や保護者に確認していました。また、電動式のスクリーンの上げ下げや、プロジェクターの完備に視覚障害者にとっては助かるぞと元気な声が響きます。
それからエクステンションセンター方面へ移動すると、自動ドアが開き、校舎との接続部分の段差がなくフラットになっている点。誰かが教室入口に続くスロープを発見し響めいていました。これまでの所を各自ノートにまとめるのにエクステンションセンター前の丸形テーブルを利用させて頂きました。
最後は、本部棟2階へ移動し、各部署の日本語表示の下に英語の明記に外国の人への配慮に気づき、3階の図書館FITLink(Library+NetWork)では、学生同士で話をしながら自由に学びあう、アクティブラーニング化した図書館に小学校の図書室と比較しながら感動の様子でした。開放的な空間に子ども達の好奇心は止まること無く、あっという間に予定の時間が過ぎてしまいました。子ども達は残念そうに「もっと大学にいたい」「時間が足りない」「また来たい!」など呟いて小学校への帰路につきました。また会いましょうね。
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