-警察の交通事故統計-
統計に基づく分析について社会での実用例を学びました
システムマネジメント学科では、PBLの一環として学生達が福岡県警察本部交通企画課の協力を仰ぎつつ、VRを用いた幼児向け登校訓練シミュレータや高齢者向け交通訓練シミュレータの開発に取り組んでいます。一方で、交通企画課からの統計分析手法に関する相談に対し、同学科の藤岡教授が統計学の知見を活かしたアドバイスを行うなど、福岡県警と福工大の双方にとって“Win-Win”となる連携関係の構築を目指しています。
この度、県警本部の交通企画課で5年に亘って交通事故の統計、分析を担当されている統計分析担当課長補佐の鈴木衆策警部をゲストスピーカーに招聘し、10月16日(月)、同学科1年生の必修科目「確率統計Ⅰ」の授業の中で特別講義を行っていただきました。
「警察の仕事」に始まった講義は、「交通事故統計とは」「交通事故統計に基づく分析、昔と今」「交通事故分析①GIS」「交通事故分析②多次元分析」「分析事例と対策」といったテーマに沿って、学生達がこれから学ぶ“統計と分析”が実社会においてどのように活用されているのかを、具体例を挙げながらわかりやすく解説いただきました。鈴木警部の気さくなお人柄も相まって、100名を超える受講者で埋め尽くされた講義室からは時折笑い声も聞こえるなど、難しいテーマに取り組みながらも終始和やかな雰囲気に包まれていました。
◆システムマネジメント学科では今回のようなゲストスピーカーによる特別講義を今後も実施していく予定です。
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