今般、電波暗室が「電磁波計測センター」として総合研究機構情報科学研究所に導入・設置されたことに伴い、その披露を兼ねて10月16日(月)、キックオフ式をE棟1階にて開催しました。この設備は、情報科学研究所としては初めての大型共用施設であり、広範囲にわたる周波数帯をカバーし、高周波、電磁波の実験において理想的及び実用的な空間を模擬できる九州最高レベルのものです。
キックオフ式では、下村学長のご挨拶に続いて、来賓を代表して施工業者である株式会社ユニークメディカル九州営業所長酒井直樹様が高度な研究環境整備に従事できたことに対する謝意が述べられた後、テープカットを行いました。
その後、「電磁波計測センター」の主務者である情報通信工学科の中嶋徳正准教授から、本設備により、高周波・電磁波に関する研究を加速させるとともに、積極的に研究成果を地域に発信して行きたいとの決意披露があった後、参加者が順次電波暗室内部を実際に視察され、精巧に完成した設備に歓声が上がっておりました。
今後関連分野での更なる研究進展と、高周波・電磁波の研究開発分野に対応できる技術者育成に大いに期待が持たれます。
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