8月28日(月)-30日(水)の期間において、久留米シティプラザにてICIC International主催の国際会議The 12th International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC2017)が開催されました。
同国際会議において、本校工学部電子情報工学科の江口啓教授が、ベスト・ペーパー・アワードを東海大学の研究チームと共同受賞しました。
本国際会議では、世界各国から450件を超える論文の投稿があり、うち287件の論文が採択・発表されました。江口教授らの論文題目は、「A Wide Range Manhattan Distance Search Circuit Using Neuron CMOS Inverters」であり、東海大学の研究チーム(原田裕二郎さん(博士課程3年)、藤本邦昭教授、吉田正廣教授、福原雅朗講師)との共同執筆論文です。
当日の国際会議では、東海大学の原田裕二郎さん(博士課程3年)が代表して、当該研究を口頭発表されました。電子情報工学科の江口教授は、東海大学の研究グループと7年以上にわたって共同研究を続けており、今回の国際会議でその研究結果が学会から認められたという形です。
今回受賞された論文の研究内容は、ニューロンCMOS(フローティングゲートCMOS)インバータを用いることで、マンハッタン距離を高速に算出できるアナログ回路の設計・評価を行ったというものであり、今後、連想記憶メモリなどの情報処理装置の主要な構成要素としての利用が期待されます。
今後の共同研究によって、更なる研究成果が出てくることを期待しています。
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