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Channel: ニュースリリース|福岡工業大学短期大学部
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第4回医介学連携講座「キャンサーサポート~がんからの贈り物~」

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“がん”に関する正しい知識を学び、命の大切さ、
早期発見・予防の大切さを地域の方々と共に考えました。

今、日本人の2人に1人が「がん」になると言われています。しかし、そんなにたくさんの方が罹患する病でありながら自分ががん患者であることを言いづらい日本の環境。そして誰にも相談出来ずにひとり悩むだけのがん患者さんが多いという現実。
今回の医介学連携講座は、福岡和白病院看護師の柴田昌枝さんと、NPO法人キャンサーサポート代表理事の宮部治恵さんを講師にお招きし、私達が"正しいがんの知識"を学び、自分や大切な家族の為に命の大切さ、早期発見・予防の大切さについて、地域の皆様30名とじっくり考える90分となりました。
当日の講座の様子を受講者のアンケート結果も交えながらご紹介します。

福岡和白病院医療講座~がんの正しい知識~

最初に福岡和白病院看護師の柴田昌枝さんから、①“がん”とは何か、②がんの予防、③がんの検診、④がんの治療、⑤身近な人ががんになったら、についてパワーポイントとテキストを用いて解説いただきました。ゆっくりとした口調ながらも明瞭で簡潔な説明に、高齢の方が多い受講者の皆さんも大きく頷きながら耳を傾けていました。
途中、タバコの健康被害に関する説明では、人の肺にこびりつくというタールの模型が登場。ペットボトルの中で揺れる真っ黒いタールに言葉を失くす男性受講者も…。
約20分という短い時間でしたが、がんの正しい知識を知ってがんを予防する生活習慣を身に着けること、そして早期発見のために定期的な検診を受けること、の2点を呼び掛けていただき非常に充実した講演でした。

▲福岡和白病院看護師の柴田昌枝さんによる明快な解説

NPO法人キャンサーサポート~活動紹介とトークショー~

▲キャンサーサポート代表理事の宮部治恵さん

続いて地元三苫に拠点を置く「NPO法人キャンサーサポート」代表理事の宮部治恵さんから、キャンサーサポートの活動とそのきっかけとなったご自身の体験についてDVDで紹介頂き、後半のトークショーがスタート。実際にがん患者でもあるキャンサーサポートのメンバー4人が①いつ、どんながんが、どのようにして見つかったのか、②がんと診断された時の気持ちと治療中辛かったこと、をテーマに語ってくださいました。
ゲストスピーカーの体験談に涙を流す受講者もいらっしゃるなか、トークショーは③キャンサーギフト、がんになったから得られたこと、④ここで出会えた皆さんに伝えたい一言と続きました。
会場からの質疑応答も含め、最後は大きな感動と拍手に包まれて終了しました。

【受講者アンケートより】
  • がんになった方の体験談は切実に心に迫ってきて胸を打たれました。いまある命、一日一日を大事に生きていこうと思います。
  • 最近和白病院でがんを告知されました。今日の勉強会を参考にします。
  • 「今」を大切に生活できる幸せ、「普通の生活」の繰り返しの幸せを再確認しました。
  • 辛い体験を他人の前で話されるのはきつい事だと思うのに、すごいなぁ、強いなぁと思う。3年前にがんになった夫を支えようと心から思いました。
▲写真はトークショーの様子。左からNPO法人キャンサーサポートの宮部治恵さん、中原美夏さん、蓑原正巳さん、山本美由紀さん、福岡和白病院の柴田昌枝さん

 

関連リンク

→医介学連携

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お問合せ

福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム

 

 

 


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