5月22日(月)4時限目にシステムマネジメント学科の授業『システムマネジメント基礎』(1年生前期・必修科目)が公開されました。システムマネジメント学科では2015年度のカリキュラム改正に伴い、1年生必修科目の『システムマネジメント基礎』の内容を一新しました。
この授業は、専門技術について主体的に『見る、聞く、調べる、考える』ことで、広義・狭義の意味での『システムマネジメント』という学問の枠組みを把握できる内容となっています。
今年で3年目になりますが、『見た目と専門的な内容が充実したポスター作り及び発表ができること』を目指し、毎年ブラッシュアップを重ねてきました。
例えば、今年度は
1.ポスター作成におけるクラスサポータ(CS)チェック(2年生CSと1年生の交わり)
ポスターの下書きのレイアウトやコンテンツの専門性についてCSが入念にチェックを行い、CSのOKが出ればポスター清書ができるようにしました。これにより、ポスターの完成度が見た目、専門性も含めて、例年よりも向上しました。
2.ポートフォリオによる授業の振り返り
毎授業で学んだことについて理解を深め、学生がその日の授業での気づきや学習過程を数行の文章でまとめることを取り入れました。これにより、学生が授業で学んだことを知識として定着できるようになり、さらには他の学生や教員に対して、個々の考えや意見を述べたりできるようになることが期待されます。
3.ポスター発表会におけるピアレビュー
学生は自分たちの成果を発表するだけでなく、他のグループの発表を聞いて回り、その内容について互いに評価し合うピアレビューを取り入れています。これにより、学生が他のグループの発表でよかったところを自分たちの発表に活かせるようになるなど、学生同士のモチベーション向上につながっています。
などを取り入れました。
また、この授業は当初から、FD推進室(アクティブラーニング授業の意見交換など)、国際戦略室(ポスター発表における英語アブストラクト作成グループワーク<昨年度より>)、図書館(専門図書の検索ガイダンス)に協力を依頼し、さらにCSのエネルギッシュで自由な発想も活かす、いわゆる『教・職・学協働』での取り組みとなっています。
当日は学内、学外を問わず様々な方々、さらには、この授業をこれまでに受講した上級生や同専攻の院生が見学に訪れ、専門的な観点からのディスカッションが盛んに行われていました。学生たちはポスターの前で学びの成果について説明を行い、見学者たちの質問に一所懸命に答えていました。
(公開授業名:システムマネジメント基礎場所:E棟3階 R1 内容:ポスター発表)
関連リンク
ダウンロード
お問合せ
福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
広報課お問合せフォーム