4月22日(土)、新入留学生を対象とした「防災体験ツアー」を実施しました。このイベントは大規模な地震や台風などによる被害の少ない国や地域から来た留学生が、防災意識や災害時の対処方法を身につける機会として、毎年福岡市防災センターにて実施しているものです。
ツアーには留学生26名と国際交流サークルFIT-ICEの日本人学生6名の計32名が参加しました。
初めに学生の学業成就を祈願する為に大宰府天満宮で参拝し、皆で昼食を取った後、防災センターで災害への対処方法を学びました。
センター内ではスクリーンを見ながら災害について学ぶ映像学習、本物の消防士の方による指導を受けながらの消火体験、震度7の地震や風速30mの強風を受ける体験、火事で煙が充満したと想定する建物内からの脱出訓練などを行いました。
防災体験を終えた後は博多ポートタワーに立ち寄り、皆で福岡の街並みや海を一望しました。
今回のツアーでは中国、タイ、韓国、日本の学生が参加しましたが、皆さん国籍は関係無く、日本語や英語で仲良くコミュニケーションをとりあっていました。
昨年の同時期には熊本地震が発生し、福岡も大きく揺れました。あれから一年が経過しましたが、留学生の災害に対する関心が以前にも増して高まっているように感じました。
このような機会を設けることにより、留学生一人一人が日本で多発する災害について学び、万が一の際、冷静に行動が出来るようになれれば良いと思います。
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